拠点の拡大:日本リージョンでのPrisma AIRSのローカルクラウド提供開始

Jun 17, 2026
1 minutes

日本のAI環境の未来を守る

静的なLLMから自律型エージェントへのシフトは、グローバルなアタックサーフェスを根本的に変えました。AnthropicのMythosなどのフロンティアモデルは数百件のゼロデイ脆弱性を自律的に発見できるため、発見からエクスプロイトまでの時間が数日から数分へ急速に減少しています。自律型攻撃AIの台頭により、概念実証「Zealot」などのマルチエージェントシステムは、偵察活動、特権昇格、クラウドデータ窃取を自律的に実行できるようになっています。

こうした自律型AI時代の新たな脅威に対抗するため、パロアルトネットワークスが提供するのが「Prisma® AIRS™」です。Prisma AIRSは、AIシステムに特化した包括的なセキュリティプラットフォームであり、企業が生成AIアプリやAIエージェント、独自のAIモデルを安全に導入・運用(Security for AI)できるように設計されています。 

これらの高度なグローバル脅威からこの新しいAI資産を保護するため、パロアルトネットワークスは、サイバー レジリエンスの強化を意図した戦略投資として、Prisma® AIRS™のローカル クラウド ロケーションを日本に新規設立することを発表いたします。こうした現地進出を通じて複雑な運用を簡素化し、ローカル データ レジデンシーと低遅延の処理を実現することで、生成AIとエージェンティック ワークフローの安全な導入を加速させます。

この度の日本進出により、日本のお客様には以下の強力なメリットが提供されます:

  • データレジデンシーとコンプライアンスの確保: データが日本国内に留まることで、日本政府のセキュリティ基準や管轄権要件を満たし、機密性の高い実データを安全にAIシステムで活用できるようになります。
  • 低遅延によるパフォーマンス向上: 国内のローカルクラウド拠点からサービスが提供されるため、AIアプリやエージェントの応答速度を損なうことなく、低遅延かつ高パフォーマンスな処理を実現します。
  • 自信を持ったAI導入とDXの推進: 「人工知能基本計画」などの国家戦略とも合致し、組織はセキュリティへの懸念を払拭して、生成AIや自律型AIエージェントの安全な導入と大規模なデジタル変革(DX)を加速させることができます。

日本リージョンにおいて全機能の展開を段階的に進める中で、Prisma AIRSは、開発段階から本稼働に至るまで、AIアプリケーション、モデル、エージェント、データセットを含む組織のAIエコシステム全体を保護するように設計された、包括的なAIセキュリティプラットフォームとして機能します。 

  • AI Model Security サードパーティAIモデルの脆弱性をスキャンして安全な導入を実現するとともに、モデル改ざん、悪意あるスクリプト、デシリアライズ攻撃などのリスクからAIエコシステムを守ります。
  • AI Red Teaming 攻撃者に先んじて潜在的な弱点やリスクを明らかにします。実際の攻撃者のように学習し適応する弊社のRed Teamingエージェントを使用して自動侵入テストを実行し、機械的なスピードでAIデプロイメントのストレス テストを行います。
  • AI Runtime Security™ プロンプト インジェクション、機密データの漏えい、無害な見た目のWebサイトに埋め込まれた間接的プロンプト インジェクション(IDPI)といったランタイムの脅威から、LLMを活用したAIアプリを保護します。
  • AI Agent SSPM (SaaS Security Posture Management): アイデンティティの偽装、メモリの操作、ツールの悪用など、新しいエージェントに対する脅威からAIエージェントを保護します。これにより、自律的な接続を統制し、攻撃者による社内のAIアシスタントの武器化を防ぎます。

パロアルトネットワークスのリージョナル クラウド拠点の詳細は、Webサイトをご参照ください。


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